デス活を始めたきっかけは涙活(るいかつ)

デス活を始めたきっかけ

デス活の主宰者である吉田英史は、「感涙療法士」という資格をつくり、意識的に涙を流すことで心をリフレッシュする「涙活(るいかつ)」を提唱してきました。これまで全国各地で涙活のイベントや講演を行い、延べ8万人近くの方に、涙を流してストレスを解消する機会**を提供してきました。(涙活について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。)
涙活のイベントでは、涙を流した後に、参加者同士で感想や気づきを語り合う時間があります。その中で、「大切な人を亡くした」「家族を失ってつらい」といった、身近な人との死別や喪失について話す方も少なくありません。興味深いのは、話し始めたときは沈んだ表情をしていた人が、話し終わる頃には、少しすっきりしたような、穏やかな表情になっていることが多いということです。
こうした場面を何度も経験するうちに、「人は、死について安心して語ることのできる場所を必要としているのではないか」と考えるようになりました。

なぜ、今「死について語る場」が必要なのか

日本では、昔から「死」について話すことを避ける傾向があります。さらに現在では、核家族化が進み、大家族で暮らす人が少なくなりました。また、病院で最期を迎える人が増え、自宅で家族を看取る機会も少なくなっています。その結果、私たちは日常生活の中で「死」を身近に感じたり、実際に看取ったりする機会が減っています。死について話す機会がないまま、ある日突然、家族や大切な人の死に直面する。そんなとき、「死について何も考えたことがなかった」「どう受け止めればいいのかわからない」と戸惑ってしまうのは、決して不思議なことではありません。だからこそ、もっと普段から、気軽に「死」について話せる場所が必要なのではないでしょうか。死について話すことは、決して「死を怖がること」ではありません。「どんな最期を迎えたいか」を考えることは、「これからどんなふうに生きたいか」を考えることでもあります。死について語ることが当たり前になれば、死を必要以上に遠ざけたり、怖いものとして考えたりするのではなく、「死も人生の一部」として受け止められるようになるかもしれません。そんな思いから、誰もが気軽に「死」や「生き方」について語り合える場として、「デス活」を始めました。

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